大事にしてくれているのはわかっていますが

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大事にしてくれているのはわかっていますが

若いころから、夫は気まぐれに「喜ぶと思ったから」とひょいといろいろなものを折に触れて買ってきてくれます。私が喜びそうだと思って買ってきてくれるその気持ちがうれしいので、何を買ってもらってもうれしいと思いますが、時々、なぜこれを喜ぶと思ったのか、不思議に思うというか、悩んでしまうこともあります。

なぜ買ってくれたのか見当もつかない

なぜこれを喜ぶだろうと思ったのか、これまで最も不思議に思ったものとして、彼のセンスはどうなっているのだろうと思ったもののNO.1は、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「一反木綿」の絵の付いたダルマというか、置物というか・・・なんだかわからない黒いおにぎりのような形をしたものです。

当時、朝ドラで「ゲゲゲの女房」が放送されていて、とても面白くて毎日欠かさず見ていました。私は毎日決まった時間にテレビを見るのがとても苦手なので、ドラマを見続けることはほとんどなく、欠かさず見るのは本当に非常にまれな超お気に入りの場合限定。

だからと言って、ゲゲゲの鬼太郎の登場人物の置物が欲しくなると思う理由が全く分からず、これをどこに飾ればいいのかも見当もつかず、かといって箱にしまい込むと間違いなく夫が怒り出すのは確実です。

自分の目に留まりにくいいい場所を探す

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日々、一反木綿の置物と目が合うとうれしいかというと、またぞろ「なんでこれ?」と思い悩むのは目に見えているので、私の目には留まりにくく、それでいて目立ついい場所で夫の目につきやすい場所を探しました。

当時、子どもが工作で作ってきたわけのわからない形の棚があり、処分するのもなんだしなあと思っていたので、よし、この中に飾ろうと思いつきました。この棚を出窓のカウンターの上に置くと、カウンター自体が高めの場所なので、私より背の高い夫の目にはよくついて、背の低い私の目には留まりにくくなります。

時々目に入るとやっぱりわからない

固定電話が鳴って、子機でとらずに親機でとると、親機はあの棚の横にあるので棚が目に入り、当然一反木綿の置物に目が行くのですが、やっぱり夫が私にこれを買ってきた動機もセンスも理解できません。

ディテールがついた一反木綿なので、怖いということも不気味ということもないのですが、ゲゲゲの鬼太郎を見たことがなかった三男などは、初めて見たとき手に取ってしげしげ眺め「これ、何?」と怪訝そうにしていました。

「ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪の一反木綿の置物」と私が答えると、「いや、それが何でここにあるの?」と突っ込みます。

「お父さんが買ってきたから」と渋々答えると、「いや、だから、何でこれ買ってきたの?」とさらに突っ込まれ、私自身がわからないのに答えられるわけなかろうと思いながらも、「たぶんゲゲゲの女房の奥さんが、一反木綿に似てるって言われているシーンがあったから」と答えると、「いや、だからって・・・なんでこれ?」とさらに突っ込みます。

大丈夫、私にだってよくわからない、そう答えたいところです。でもそれでは納得しそうにないので、「お父さんに自分で聞いて」と答えました。しばらく悩んで三男は棚に置物を戻して去っていきました。

その後、彼が夫に質問したことも、一反木綿の置物に興味を持ったこともありません。納得したわけではないのでしょうが、きっと興味をなくしたのだと思います。

改めて見てみても、やっぱりよくわからないけれど

時々、出窓の周りを掃除するとき、柱時計のねじを巻くとき、そのそばにある一反木綿の置物に目が行くこともありますが、我が家のインテリアの中でもちょっと一線を画した置物だと思います。

これを夫がなぜ選んだのか、改めて見てみても、つくづくよくわからないなあと思うのですが、もしかしたら、彼は私が悩むのを面白がっているのかもしれません。

買ってくれた気持ちがうれしいし、聞くと傷つくかもしれないので「なんでこれ?」と未だに夫には聞いてみたことはありませんが、多分一生聞けないと思います。

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