ドキドキと涙が止まらない、親子愛にあふれた映画『ROOM』
先日ようやく気になっていた映画を見ることができました。
アカデミー賞主演女優賞も獲得し、数々の賞を受賞ししたこの作品は実際に見てみると思った以上の緊迫感と感動で鑑賞後、しばらく動けなくなるほどでした。
簡単なあらすじは?
学校からの帰り道、見知らぬ男に誘拐監禁されたジョイ(ママ)はその後7年もの長い間天窓しかない狭い納屋に閉じ込められていました。
その間に妊娠、出産し幼いジャックと暮らす日々。
毎週オールド・ニックと呼ばれる男が食料や衣類などを置いていくだけでジャックはその間クローゼットでじっと息をひそめています。
ジャックの世界は納屋の中のママと自分だけ。
後はみんな存在しないテレビの中のものだと思っているのです。
しかしある出来事がきっかけでママは納屋からの脱出を試み、本当の広い世界へとジャックを連れ出そうとするのです。
スポンサードリンク
2人は無事に脱出し、世界を見ることができるのでしょうか?
実はROOMは実話を基にした映画でした
このショッキングな映画はまるっきりフィクションというわけではなく、ある実話を基にした映画なのです。
『フリッツル事件』というおぞましい事件を描いたエマ・ドナヒューの部屋という小説がもとになっています。
『フリッツル事件』はオーストリアで起きた事件で実際の父親が娘を24年間にわたり監禁し、7人もの子供を産ませたという信じられない事件です。
被害者はその後解放され、保護されていますが実際にこんな事件が起こったのかと思うとより怖ろしくなってしまいますね。
しかも実際は見ず知らずの人ではなく父親というさらに衝撃的な事件で、監禁期間も24年間という長期にわたるものでした。
子役の演技に是非注目してほしい!
作中では5歳の男の子を演じているジャックは実際は9歳のジェイコブ・トレンブレイ君です。
2000人の子役の中からこの役を勝ち取った彼の演技は引き込まれるものがあり、オールド・ニックにおびえる表情や、ママを恋しがる表情などとても自然です。
長編映画は3本目だというのにこの演技力には脱帽でした。
彼が映画の中で涙するだけで私はもらい泣きしてしまうほど彼に感情移入していましたよ!
そしてそんな演技力抜群の彼ですが、お茶目な一面もあるんです。
インスタグラムではジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオなど数々の有名セレブとツーショットをゲットして話題を呼んでいます。
さらに私服はとてもおしゃれでかわいくてそこにも是非注目してほしいところです。
最近ではジェイコブ君のパパもイケメンだと話題になっているんですよ!
ROOMの見どころとは?
母親がどんな危機的状況でも子供を守ろうとする母性愛は自分も同じ母親になったからか、見ていて共感するところがありました。
そしてあの手この手で子供を外に出してやろうとする母親の必死な様子と、あまり理解できていない子供の歯がゆさも感じます。
さらに納屋の中の窮屈な空間でオールド・ニックが現れたときの緊迫感は見ていてこちらも手に汗を握ってしまいました。
特に脱出する場面は最近見た映画の中で一番心臓がバクバクしたシーンでした。
あんなにも子供の無事を願い、この親子の成り行きが気になったのは自分でも驚きです。
脱出後は失った時間や思うようにいかない苛立ちに苦しむ母親に対して、柔軟性を見せどんどん新しい世界に慣れて様々なことを吸収していく子供の対比にも注目してしまいました。
子供が成長していくことを喜びながらも苦しんでいる母親の姿は見ていて辛くなり、それをそばでしっかりと支える幼い子供はとてもいとおしいと感じました。
これが史実をもとにしたものだと思うと一概にいい話だとは言えないかもしれませんが、私にはこの映画は再生の物語であり、親子の戦いの物語であったと思いました。
そしてそんな二人を見て私も心を打たれ勇気をもらい、世界の美しさや親子愛を感じることができました。
是非今映画を何かみたいな、と思っている方はROOMを見てみてはいかがでしょうか?
スポンサードリンク