「お部屋にグリーンを置きたいけど、コバエが出たらどうしよう」「忙しくて毎日水やりなんかできないから、私には無理かな…」と思っている方、いませんか?そんな方には「ハイドロカルチャー」のグリーンがおすすめです。
ハイドロカルチャーは土植えのグリーンと違って虫がつかないので、こわい思いをしなくて大丈夫。それに水やりの頻度も少なくなるので、忙しい人にもぴったりなんですよ。
清潔で安心なハイドロカルチャーの魅力や、お世話のしかたについてまとめてみました。
【ハイドロカルチャーって、そもそも何?】
ハイドロカルチャーとは「水栽培」という意味。子供の頃、ヒヤシンスの球根を水につけて、水栽培で育てたという方もいるのではないでしょうか?あれもハイドロカルチャーの一種です。でも実際は、土のかわりに「赤茶色っぽいつぶつぶ」にグリーンが植えてあるものを、ハイドロカルチャーと呼ぶのが一般的です。
あの赤茶色っぽいつぶつぶの正体は、粒状の粘土を1200℃という高温で焼いたもの。「ハイドロボール」などと呼ばれています。ひと粒ひと粒に細かい穴がたくさんあいていて、その穴から水分や空気を適度に吸って蓄えてくれるので、植物の根が元気に育つんです。
しかも、高温殺菌されているのでとても清潔。虫が湧く心配もまずありません。キッチンや食卓、洗面所などにも安心して飾れますね。
そしてハイドロカルチャーは、頻繁な水やりを必要としません。だいたい1週間から10日に一度水をあげればOKです。これなら、できるような気がしてきませんか?
【ハイドロカルチャー、自分で植えるには何が必要?】
ハイドロボール植えの鉢は、ホームセンターなどで売られています。「無印良品」の大型店舗なんかでも見かけますね。それらを買えばすぐに飾って楽しめます。でも、ちょっとお値段が高いんですよね…。
もっとお安く始めたい!という方は、苗やハイドロボールなどを用意して、自分で植えてみましょう。高価なものはないので、買いそろえても費用はかさみません。
そろえるべきものは、こんな感じです。
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・ハイドロカルチャー用の苗
土に植えられていた苗をハイドロカルチャーに植えかえることもできますが、初めてだったらハイドロカルチャー用の苗が安心です。ホームセンターや園芸店、楽天などの通販で買えます。
・ハイドロボールなど
使う前に水でよくすすぎます。根が太い植物には大粒のもの、細い根をもつものには小粒のものを使います。
・根腐れ防止剤
根から出る不純物を吸収し、水の汚れや根腐れ、雑菌の繁殖を防ぎます。「ミリオンA」や「ゼオライト」などがよく使われています。
・ある程度の深さがあって、底に穴が空いていない容器
家にあるコップで十分です。初めてなら、水やりのタイミングが分かりやすい透明なガラスのものがおすすめ。
さあ、材料がそろいましたね。さっそく植えてみましょう。
1.ガラス容器の底に、根腐れ防止剤を薄く敷きつめる。
2.その上にハイドロボールを、容器の高さの3分の1くらいまで入れる。
3.苗を真ん中に置いて、スプーンなどでハイドロボールをすき間に入れていく。割りばしで軽く突っついたりして、苗がぐらつかないようしっかり詰めます。
4.最後に水を容器の高さの5分の1のところまで入れて、できあがり。
どうですか?土じゃないから、お部屋を汚す心配もなく気軽にできそうですね。
【ハイドロカルチャーのお世話のしかた】
ハイドロカルチャーのグリーンの水やりは、容器の中の水が完全になくなって2〜3日経ってから。だいたい1週間から10日ごとが目安です。あげる量は、容器の高さの5分の1のところまで。
これより多いと、根腐れを起こして枯れてしまいます。特に、容器に水が少しだけ残っているからと、水を注ぎ足すのは厳禁ですよ。酸素不足になってグリーンが窒息してしまいます。また、2週間くらい経っても容器に古い水が残っていたら捨ててあげて下さい。
もうひとつお世話で注意するのは、日当たりですね。「明るい場所に置く。でも直射日光にはあてない」ということに注意しましょう。グリーンは基本的にお日様大好きですが、ハイドロカルチャーは強い日差しに当てていると容器の中の温度が上がり、根が傷んでしまいます。容器の内側に藻やコケなども発生して、残念な見た目にもなってしまうので気をつけて下さいね。
以上、ハイドロカルチャーを始めるときにおさえておきたい基本についてまとめてみました。いくつかのポイントをきちんと守っていれば、元気な姿であなたを癒してくれますよ。土植えよりもいろんな場所に飾れますから、ぜひ取り入れてみましょう。
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