弱ったグリーンの再生が面白い
植物を購入するとき、プレゼントとして購入するときは状態のいい苗を選ぶのですが、自分のために、育てるために植物を購入するときは、弱って枯れ果てる寸前のものを好んで購入しています。
プロがベストの状態に仕上げた、店頭に並んだばかりの鉢植えは、見ごたえがあるものが多く、「いいなーほしいなー」という購買意欲をかき立ててくれますが、たいていの場合、この状態がベストに近いため、持ち帰って育てているうちにどんどん弱ってくることが多くあります。
水管理、ベストな置き場所などが把握できていないことも多いため、弱って当たり前なのですが、場合によってはあれよあれよといううちに枯れ果てることも。
その点、いわゆる「見切り苗」なら、これ以上弱る余地は非常に少なく、あとは上がるばかりです。もちろん、即座に枯れることもありますが、バラなど、育て慣れた植物であると、たいていのものが立派にリカバリーしてくれます。
「うちにくる?」と聞いたら「行くっていうから」
最近、見栄えのするきれいな花が出回るのは、母の日の少し前~父の日の少しあとが一番多いように思います。
このころの園芸店やホームセンターの鉢物は、とても豪華で品数が多いのですが、値段も少しお高めなので、贈答品を飼うならこの時期がベスト。
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そしてこの時期に自分用の「おおこれは!」というものに目をつけておいて、父の日が終わったころに売れ残りを探しに出かけます。
このころの売れ残りはちょうどいいくらいに弱っていて、植物を育てる醍醐味を最大限味合わせてくれるリカバリー魂に火をつけてくれるようなものに出会えます。
弱っていて、あと何日この売り場にいたら枯れてしまうだろうか、今ならまだ間に合うな、といういい具合に弱った子に、「うちに来る?」と話しかけ、「行く行く!」と答えた気がする子を二束三文で購入してきます。
なんだかしょぼい鉢植えが増えたのに気が付いた息子に、「また買ったの?」と非難されるので、「ウチくる?って聞いたら、行くっていうから連れて帰ったの」ととぼけてやりますが、「メルヘンは頭の中だけでやれ」と言われてしまいます。
ネットでしっかり調べて再生する
弱っている鉢植えは、直ちに再生計画を発動させないとあっという間に手遅れになってしまうので、よく知らない植物の場合は名前や状態から検索して、育て方やベストな置き場所、水管理法や適切な土などを調べてから再生処理します。
複数のサイトを調べないと、びっくりするほどでたらめだったり、それぞれに違うことが書いてあったりするので、正しい情報を選び抜けるそれなりの園芸経験も重要になってきます。
手を尽くしても、そのまま元気を取り戻すことなく枯れ果てるものもありますが、大半はリカバリーして、とても見切り苗とは思えない状態に復活します。
園芸の楽しみは育てる楽しみ
ミニバラなどは、一株一鉢で育てるのが基本なのですが、挿し木苗が多いため、たいてい複数本植えられていてそのせいで弱っています。
これを一株ずつに根を傷めないように丁寧に分けて、別々に管理してやるようにすると、80%くらいの株が大きく育っていくので、100円で買ってきたのに3~5株になるのが通常です。
育ったなあと思うととてもうれしい反面、「どこに置こう」と思うほど一気に増え、「誰にもらってもらおう?」と悩むことになります。
そのうち最終手段として、「ご自由にお取りください」と書いてうちの前を近所の人が多く通るごみの日の朝に駐車場の隅にでも並べておくことになるかなと思いますが、まだ実際にはやっていません。
園芸の醍醐味は育ったものを買ってくるのではなく、より大きくゴージャスに育てることだと思います。
高い鉢物が立派なのはアタリマエで、弱った見切り苗を園芸店の片隅で枯れかけていたとは思えないほど立派に育てるのが腕のあるガーデナー。
腕の見せ所です。
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