分冊本に騙された

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分冊本に騙された

10年以上前のことですが、長男がまだ小学生だったころ、ディアゴスティーニから「トレジャーストーン」という雑誌が発売され、「創刊号はルビーがついて290円!」と盛んにCMが流れ、「ルビーだよ、お母さん、ルビーがついて、290円だよ!」と、子供だましに弱い息子はすっかり夢中になりました。

創刊号は確かに290円ですが、2号目からは790円。創刊号だけで我慢できないように、創刊号には立派な30個は標本が入るケース付き。隔週販売され、月に23回は発売されることになるから15802370円かかり、30個買ったらそれだけで2万円以上かかります。とても子どものおもちゃとは言えません。

標本のルビーはそれほど高価ではない

ルビーと言っても標本用のものなので、高い純度も品質も必要ないので、それほど高付加価値の石といえないことは熟知していたし、ついてくる冊子の方は子供が読むには難しすぎる内容なのは目に見えており、「宝の持ち腐れ」という言葉が頭をぐるぐる回った私は購入を却下しました。

もちろん夫も却下したのですが、あろうことか長男はそれならと甘いじいじにおねだり攻撃。目を離したすきに義父に電話して、「ルビーの標本がついてくるし、毎号標本がついてくるから欲しい」とおねだり。

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そしてじいじが創刊号を送ってくるかとおもいきや、じいじは図書券を5000円分送ってきて、「しばらくこれで買えるから、残りはお父さんお母さんに買ってもらってね」とご丁寧な手紙も付けてきました。

買わざるを得ない。そして、続きも買わざるを得ない。20000円以上するのに、大幅赤字なのに、せめて最初の標本箱が一杯になるまで買わざるを得ない。しかも隔週。頻繁なのかそうでないかのぎりぎりで、つい忘れそうで、忘れたら怒り狂いそう。

結局、近所の書店で定期購読を予約し、標本箱にいっぱいになるまで買いました。しかも、いっぱいになりかけたところで次の標本箱がついてきて、大迷惑。子どももすぐに興味をなくし、バインダーに冊子を挟むのは私の仕事、最終的には鉱物名のシールを貼って標本箱に入れるところまで私の仕事。予想道理に宝の持ち腐れでした。

私も騙された

今日、本屋にふらりと立ち寄ったとき、籐かごを編む冊子が出ていました。毎号違う籐かごが作れるセットのようです。最初の籐かご、素敵だし、490円です。次からは1200円以上します。

籐かごばかり何個もいらないけれど、お試しで一個作るのはすてきだなと思い、1巻だけ購入しました。作り方も知っているけれど、材料付きで便利だし、500円なら元が取れるかなと思ったからです。

帰宅して、冊子をよくよく見ると、30冊で1個の籐かごが出来上がり、創刊号は小さな皿型の物入れと、籐かごの底を作るための芯を切って次号に備えるもの。

120030冊買ったら、もっといいバッグが買えますわ、自分で作る意味があるのかしらとため息が出ました。

息子のルビーと同じじゃないかと思いました。そもそも、付属の材料の籐が少なすぎるような気がして、ちっちゃなバッグかな~なんてのんびり考えていること自体、おバカさんではありませんか。

作る気力も返却する気力もなくなった

返却に店に戻る気力も、せめて皿型のかごでも作ろうかと思う気力も失い、「また騙された、息子と同じじゃんか」としみじみ思いました。

A4の雑誌が入る」と書いてあるのに気が付き、「ということは籐がこれじゃあ足りないから、次々買わないといけないな」と気が付くべきところ、「ちっちゃいかごができる」と喜んだりするからこんなことになると反省しましたが、どうにもなりません。

「子供だましにすぐ騙される」といっていた息子と同じ子供だましに騙されたようで、ちょっとしょんぼりです。困りました。これ、どうしよう??といったところです。

そのうち、気が向いたら、皿型のかごでも作りますか。

しばらくは、見たくないので封印します。

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